プロジェクト管理会計研究所とは?

プロジェクト管理会計とは「プロジェクト毎に原価計算をすること」です。
原価計算を徹底すればプロジェクトにどれくらいの費用がかかっているかを把握し、それに応じて都度必要な意思決定をしていくことができます。①プロジェクト毎の原価を常に意識して赤字プロジェクトを阻止する
プロジェクト会計を実施していない現場では、プロジェクトが完了して蓋を開けてみると赤字だったというケースが少なくありません。特にシステムやゲームソフトウェアの開発開発原価のほとんどが人件費なので、原価を常に可視化していないとあっという間に予算を超過してしまいます。②メンバー全員にプロジェクトの利益を意識させる
会社が経営していくための資金はプロジェクトからの収益で調達します。人件費をはじめとする販売管理費も当然そこから捻出されることになるので、確実に利益が出るプロジェクトにしなければなりません。メンバー全員がプロジェクトの利益を意識できるようになれば、より利益率の高いプロジェクトになります。③適切な会計処理を行うために
プロジェクトにかかった費用や得た利益は最終的に会計処理をして計上していくわけですが、プロジェクトごとに会計を実施していないと正確な会計情報にならない可能性があります。適切な会計処理を行うためにもプロジェクト会計は欠かせません。

私は相鉄建設株式会社という建設業で経理財務を経験後、株式会社TYO(CM制作会社)の財務を経て、2002年2月へエンプレックス株式会社(ITサービス)へ取締役経営管理部長を担っておりました。なのでゼネコン~CM制作会社~ITベンチャーと業種は異色です。ソフトウェア業界や広告業界などは、建設業と比べ歴史が浅く会計処理をとっても、業務などが確立されておらずその会社のやり方により利益管理や業務処理も様々です。これら業界では、ひとつひとつの製品を「プロジェクト」と呼んでいます。

今後、このブログにて理想のプロジェクト管理会計・プロジェクト管理会計のノウハウや業界の悩み事・プロジェクトの利益算出・業務フロー・先読み経営などをテーマに、お悩みの方や今ひとつ答えがでないという経営者/経営管理CFOの方などへ少しでもヒントとなり役立てていただければ幸いです。

プロジェクト管理会計研究所 編集長 古谷 智之