広告代理店手数料の総額純額表示について

プロジェクト管理会計研究所 古谷です。

広告代理事業者の収益に関する売上の会計処理は大きく分けると2種類あります
クライアントからの広告料金を売上として計上 かかる媒体費を原価として計上する総額基準と
広告売上から媒体費を控除した 代理店手数料のみを売上として計上する純額基準の2つがあります

原則的には 純額基準が 標準的な考え方にあるようですが
実務上は 企画立案からマーケティングに至るまで手掛けているケースなど
広告事業において付加価値のサービスを提供していることにより
単なる広告枠の販売というサービス提供ではないケースが多いです
また代金回収リスクや在庫リスクを負っているケースも含めて考えると
総額で表示することが適切であると判断されているのが実務上の考え方です

広告業では 一次代理店や二次代理店などの考え方もあることから
総額主義が多い日本の広告業マーケット全体ではかなりの金額が膨れているかも知れません

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